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オヤジのうんちく

泣きを見ないポルシェの選び方

奥が深くて難しいポルシェ選びの道
1カ月ぶりのごぶさたやね。たびたびアクセスしてくれる皆さん、毎度おおきに! 
応援メッセージもいただいて、オヤジはますますハッスルしておりますぞ! 
それでは予告通り、今回はポルシェの選び方をお話ししよう。
もちろん新車やなくて、多くの人に手が届く可能性のある“中古ポルシェ”をさがすときのお話ですぞ。
とは言ってみたものの、中古ポルシェ選びは、実に奥が深くて難しい。

各シリーズ・年式によってチェックポイントはさまざまやし、同じ型のポルシェでも、程度はピンからキリまで1台1台違う。
すべてを説明しようとすると、分厚い本が1冊できてしまうほどなんや。
そやから、ここでは鉄則ともいえる重要ポイントを、いくつか簡潔にまとめてみたいと思う。

鉄則その1?信頼できるショップを探す
国産の中古車選びなら、どこの店で買っても、わりあい値段や程度に大きな差はないけど、ポルシェの場合、そうはいかへん。

なんせ、1950年代につくられた356から、現行の996やボクスターまで、ポルシェにはさまざまなモデルがある。
そんでもって、同車種・同年式でも、中古並行のガタガタのものから、D車でワンオーナーの極上ものまであり、まったく同じモデルでも値段に100?200万円もの差がついている。
つまり、売る側も買う側も、実にたいへんなクルマやねんな、ポルシェというやつは。

というわけで、まずは最低でも5カ所以上のショップを見て回ること。このとき、希望車種のことを事前に勉強して、予備知識をたくわえておくことが大切やね。

相手は腕利きのセールスマンやから、買うほうもこれに対向しなあかんわけ。
いずれにせよ、やっぱりノウハウの豊富なポルシェ専門店がベスト。
整備ができる店なら、交渉しだいで1?6カ月くらいの保証をつけてくれるかもしれへんしね。

「即決してくれるなら、●万円割引しますよ」なんて甘い言葉をささやいたり、契約をせかすショップは要注意。
ババの車(前回のうんちく参照)をつかまされないためにも、じっくりと交渉してほしい。

契約書も、よく読むとトラブった時に売り手が有利になるようなものもあるから、その場で捺印せずに、
いったん持ち帰って内容を確認するくらいの慎重さが必要といえるやろね。

鉄則その2?“一目ボレ”は絶対に禁物!
ポルシェはカッコいい憧れのクルマ。
そやから、見栄えのよい希望車種が見つかると、ついつい舞い上がってしまいがちやけど、
心を鬼にしてアラ探しをすべし! 
気になるところがあるのに、「好きになったらアバタもえくぼ」と、ウッカリ眼をそらすと、あとで痛い目にあう可能性もある。たとえ希望の車が見つかっても、同じ車種を10台以上は比較して決めるべきやろね。

日常の足に使う目的なら、とりあえず改造の多い車はさけたほうがええかな。
特に、車高を極端に下げたクルマは要注意。いくらカッコがよくても、
ハードな乗り方をして痛んでいる場合が多いからね。

気をつけてほしいのは、たとえ試乗させてくれたとしても、初心者には程度の良し悪しなんて判断できひんということ。
車というものは、よほど調子が悪いものでないかぎり、1度や2度乗っただけで程度なんてわかるもんやない。

自動車鑑定歴40年(?)のワシでさえ、安く仕入れられると思って欲ボケしてしまい、
オオヤケドをすることもあるくらいやねんな。
トホホ…。

鉄則その3?「安物買いのゼニ失い」にならない
92年式の964が2台見つかったとする。見た目は同じようでも、片方は程度がよくて450万円払っても惜しくないが、もう一方は200万円でも要らない–、ポルシェを探していると、こんな事態が起こり得る。

つまり、安い車は多くの場合「ババの車」である確率が非常に高いねんな。

なぜかというと、個人売買を除いて、中古車はいったん流通ルートに乗ると、適正価格にこなれてくる。
そやから、格安で程度極上なんて車は、まずありえないわけ。

そこで、いちばん大事な鉄則!! ポルシェを購入するさい、相場より特別安い値段がついているものに手を出したらあかん、とワシは断言する! 多くの人が長期ローンを組んで買うわけやから、ババの車を買って大きな故障をし、修理代が払えなくなってしまったらタイヘンでっせ!! 

買うときに少々高くても、大過なく無事にローンを払い終えたとき、初めてこの車を選んでよかった、
ということがいえるんや。

さてさて、今回のこのへんにして、次回はクラッチの話をするとしよう。
それではごきげんよう!!

1999/9/4UP 

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