日之出モータース

ポルシェの修理整備 レストア オーバーホール 車検 板金塗装

オヤジのうんちく

オイル漏れのお話(ナローモデル?930系編)

オイル漏れはオイルが入ってる証拠?
ポルシェ名物、ポルシェに付き物のトラブルといえば、何といっても“オイル漏れ”やろね。
長年ポルシェに乗っている人やったら、ちょっとオイルがにじんだくらいでは全然動じないはず
「オイルが漏れるのは、オイルが入っている証拠」っていうのは、どこかで聞いたジョークやけど、
ここではポルシェのオイル漏れの傾向と、その症状による判断の方法をお話ししよう。

ポルシェといっても、年式やモデルによって違いがあるので、今回は大きくナローモデルから930系(?89年)までの911の話として聞いてくだされ。 いったいなぜ? どこからオイルが漏れるの?

ポルシェというヤツは、どうもオイルがよく漏れると思ってる人も多いようやけど、実はこのへんのモデルは新車のときはほとんどオイルは漏れへんかった。
つまり、つくられて10年以上経ってから漏れ始めているわけで、さすがに10万km以上も走ればちょっとくらいオイルも漏れるようになる、というわけ。

どうです? 少し気持ちが楽になったでしょ?エンジンの作動中にオイルが漏れる箇所としてあげられるのが、
(1)各部オイルラインのゴムホースとか金属パイプ、カシメ部分
(2)シリンダーヘッド回り 。 あとは、ブリーザーホースからも漏れるかな。
長期間エンジンをかけずに放置されたかわいそうな911の場合は、オイルリターンチューブから漏れていることも多いね。

オイル漏れ=エンジントラブル?
しかぁ?し! ちょっとくらいのオイル漏れなら、それ自体が大きな故障に直結することは少ない、ということをワシは声を大にして言いたい! 大量に漏れてしまうとエンジンが焼きつくこともあるやろうけど、にじむ程度ですぐにエンジンが
壊れたりはしないんや。

ただ、シリンダーヘッドから漏れたオイルが排気系の高温部、例えばヒートエクスチェンジャーに
かかって煙が出ることもあり、こういう場合は引火の危険もあるので早急に修理する必要がある。

信号で止まってるときに青白い煙が出たり、ヒーターをつけたとき臭いがするのはこういうケースが多いんやな。
また、77年式の2.7lモデルまではエンジンがマグネシウム合金製やったから、バルブカバーが歪んでオイルが漏れることもある。
この年式の911で、シリンダーとクランクケースの合わせ目から漏れているのは要注意。

ヘッドボルトがゆるんだり抜け落ちている場合があるので、急いで修理する必要がある。
このへんのケースはトラブルに発展することもあるから、ショップで相談するといい。もちろんウチでもバッチリ直してさしあげるぞよ。

中古ポルシェを見るときオイル漏れする場所はエンジンの種類によってさまざま。そやから一概に断定はできないが、皆さんが中古ポルシェを探すときは、必ずエンジンの下をのぞきこんでほしい。

コテコテにオイルまみれになっているのは、それまでのメンテが悪い証拠やから、買ったあとトラブルが続出する恐れがある。あと、中古なのに新車のようにピカピカすぎるのもちと怪しい。

オイルが漏れまくっているのを隠そうとして洗浄したとも考えられるからや。 さてさて、ちょっとは参考になったかな?

これからもタメになる話をしていく予定なので、次回の更新を楽しみにしてくだされ。

それではAuf Wiedersehen!

1999/7/1

コメントする

*
*
* (公開されません)

UA-74895321-1